動き出した、君の夏
『ぅお!メールっ』
「何?彼氏?」
ケータイを開くと、上総君が覗いてきた
『…知ってるでしょー』
「えー?言ってくんないと分かんないー(笑」
この子…
絶対あたしが自分の口で「彼氏」って言うの恥ずかしがってるの分かってるくせに言ってる!!
だって今の上総君の顔が、あたし追い詰めて楽しんでる夕の笑った顔と瓜二つだから!!(笑
『…絶対言わないっ!だって恥ずかしいもん』
メールを見た
『嘘ォ!!』
「ぅるっせぇな千夏はー」
瑞希が毛布を運びながらメールを覗いた
「はぁぁッ!?」
【From 夕
Subject 無題
今日の練習、久しぶりに思いっきり三振しちまった;
4番降格の危機かも…=3
千夏は記録会お疲れ☆
どうだった?】
「何?彼氏?」
ケータイを開くと、上総君が覗いてきた
『…知ってるでしょー』
「えー?言ってくんないと分かんないー(笑」
この子…
絶対あたしが自分の口で「彼氏」って言うの恥ずかしがってるの分かってるくせに言ってる!!
だって今の上総君の顔が、あたし追い詰めて楽しんでる夕の笑った顔と瓜二つだから!!(笑
『…絶対言わないっ!だって恥ずかしいもん』
メールを見た
『嘘ォ!!』
「ぅるっせぇな千夏はー」
瑞希が毛布を運びながらメールを覗いた
「はぁぁッ!?」
【From 夕
Subject 無題
今日の練習、久しぶりに思いっきり三振しちまった;
4番降格の危機かも…=3
千夏は記録会お疲れ☆
どうだった?】