動き出した、君の夏
自主トレ(夕side)
「――とか言ってんの!」
『マジで?面白ぇな狩野ー(笑』
「そーそー。それでさぁー」
笑いながら前方を見た
7時の薄暗い道の向こうにバッセンのライトが見える
千夏の声が遠く感じた
「夕ー?聞いてますー?」
『…あ、悪りぃ!俺、バッセンで練習してくわ』
「待ってようか?」
『や、今日は本格的に練習してーからさ』
「そっか。頑張ってね」
微笑む千夏
瞳をカマボコ型にして笑って
手を振るその仕草がそりゃあもう可愛くて
抱き締めそうになったけど、こらえた
手ェ早いヤツって思われそうだから
…実際そうなんだけどな(笑
『おう!』
「じゃーねー♪」
『マジで?面白ぇな狩野ー(笑』
「そーそー。それでさぁー」
笑いながら前方を見た
7時の薄暗い道の向こうにバッセンのライトが見える
千夏の声が遠く感じた
「夕ー?聞いてますー?」
『…あ、悪りぃ!俺、バッセンで練習してくわ』
「待ってようか?」
『や、今日は本格的に練習してーからさ』
「そっか。頑張ってね」
微笑む千夏
瞳をカマボコ型にして笑って
手を振るその仕草がそりゃあもう可愛くて
抱き締めそうになったけど、こらえた
手ェ早いヤツって思われそうだから
…実際そうなんだけどな(笑
『おう!』
「じゃーねー♪」