動き出した、君の夏
惚れた瞬間
「千夏!!」
『はいっ!!』
瑞希から受けたボールをトスで高く上げた
「よっしゃこーーーーい!!!!」
裕樹が笑顔で飛び上がった
ジャンプ高!!
ばしんっ
強いスパイクが清々しいほどに床に叩きつけられた
『裕樹ってバレーもできるんだねー!』
「いや、誰も体育の授業で本気なんて出さねぇだろー。俺もだけど☆」
「本気出さなくてあんな強ぇのなんて嫌味だろ(笑」
笑ってるけど、瑞希も相当上手いからね
「ぬぉ!!来たっ!!」
『はいはいっ!!』
片手で返事をしてボールの下に滑り込んだ
ぽん
裕樹の方に飛んでいった
「え、俺!?」
驚きながらもネットの前までボールを運んだ
その先には夕がもうジャンプしていて…
「ほっ!!」
だんっ
「きゃあっ」
「うわっ」
「あああ危ねーだろ!!!!」
ネットの向こう側からギャーギャーと叫び声や罵声が飛んできた
凄まじいスパイクをした夕は、眉間に皺を寄せて笑いながら、両手をぱんっと合わせて一言
「悪り!!」
「「「…本気でやる奴が居た…」」」」
『はいっ!!』
瑞希から受けたボールをトスで高く上げた
「よっしゃこーーーーい!!!!」
裕樹が笑顔で飛び上がった
ジャンプ高!!
ばしんっ
強いスパイクが清々しいほどに床に叩きつけられた
『裕樹ってバレーもできるんだねー!』
「いや、誰も体育の授業で本気なんて出さねぇだろー。俺もだけど☆」
「本気出さなくてあんな強ぇのなんて嫌味だろ(笑」
笑ってるけど、瑞希も相当上手いからね
「ぬぉ!!来たっ!!」
『はいはいっ!!』
片手で返事をしてボールの下に滑り込んだ
ぽん
裕樹の方に飛んでいった
「え、俺!?」
驚きながらもネットの前までボールを運んだ
その先には夕がもうジャンプしていて…
「ほっ!!」
だんっ
「きゃあっ」
「うわっ」
「あああ危ねーだろ!!!!」
ネットの向こう側からギャーギャーと叫び声や罵声が飛んできた
凄まじいスパイクをした夕は、眉間に皺を寄せて笑いながら、両手をぱんっと合わせて一言
「悪り!!」
「「「…本気でやる奴が居た…」」」」