動き出した、君の夏
「ちょ、センセー!!このチームどーやって考えてんスか!!」

「背の順」

「変えて下さいよー!!あのチーム強すぎて怖いです!!」

びしっ

さっきまで試合をやてたチームの1人があたし達を指差した

「ん?」よく分かってない様子の夕
「はぁ?」あからさまに不機嫌な瑞希
「俺等?」とぼけてる裕樹
『あたし達?』え、マジですか?のあたし

「そーだよ!!」
「もう怖い!!試合になんねーよ!!」

「何言ってんだよ!!お前等バレー部3人も居んじゃねーかよ!!!!!」

半分涙目の相手に瑞希が吼えた
バレー部男子3人も負けじと(涙目で)反発

「それでも無理だわ!!」
「強すぎだお前等!!」
「ラリーになんねーよ!!てかお前等のチームのスパイク受けらんねーよ!!!!」

「ぁあ!?」

「「「…スミマセン瑞希サマ」」」

「ハハ。怖ぇ~(笑」

本気で暴れそうな瑞希の隣で、夕が気楽に笑った

「「「本気で怖ぇのお前だよ!!」」」
「ん?俺か?」

「そーだよ!!」
「ムキになってやりやがって!!」
「俺等がどんだけビビってんのか分かってんのかコラァ!!」

「ハハハ。悪りぃ!!」
「「「悪いと思ってねぇだろ!!!!」」」
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