動き出した、君の夏
「村松積極的ー(笑」
「千夏センパイ顔赤いよー?(笑」
『なっ。ちょっ…待っ…』

何が何だか分かんなくてパニクってたら、またホテルのドアが開いた

「おーっ。皆ァ。夕がすっげぇー」
「村松先輩凄いっすねぇー(笑」
「…三村先輩、村松先輩と付き合ってたんすかぁ!?」
「あー。俺明日やる気無くしたわ(笑」

裕樹部長を先頭に、野球部の皆が出てきた
皆、汗の臭いを振りまいてた

『あ…』

何か…何か言うことが…


あっ!!


『皆…準決勝進出おめでとう…』

「そこか(笑」

裕樹が笑った

「千夏。優勝おめでとうな^^」
『あ、夕…有り難う…』

「いーなー村松先輩」
「ん?」
「三村先輩と付き合えていーなぁー」

いや…そこは「三村」先輩じゃなくて「狩野」先輩じゃないの!?
瑞希を見ると、ニヤっと笑った

「三村先輩、モテモテじゃん(笑」
『それは瑞希…』

「千夏は俺ンなのな^^」
『バっ…!!』

そーゆうこと言うと皆が…

「ぅっわー俺今傷ついたァー!!」
「もーいいよお前等ー!同じ部屋にでも泊まれよー!!」

ほらぁ…(泣

「そーすっか?」
『しません!!』
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