動き出した、君の夏
じゅっ
『……』
「……」
「……」
明るいローソクの火に、花火のひらひらの部分を当てると、すぐに燃え上がった
それから数秒後…
バァァァァ…ッ
勢いよく、黄色い火花が飛び散った
「付いたっ」
『キレー…あっ、瑞希火ィちょーだい』
「ん」
瑞希の黄色い火花にひらひらの部分を当てると、すぐにオレンジの火花が出てきた
「ぅおーーいっ!打ち上げ花火すんぞーーっ!!」
あたしと瑞希の遠くで、野球部15人と陸上部インハイ組の男子5人が手を振った
「おーーーーっ!!」
『いーよーっ』
手を振り返すと、裕樹が火を付けた
ドォ…ン
本格的なのよりは小さいけど、大きな花火が打ちあがった
『……』
「……」
「……」
明るいローソクの火に、花火のひらひらの部分を当てると、すぐに燃え上がった
それから数秒後…
バァァァァ…ッ
勢いよく、黄色い火花が飛び散った
「付いたっ」
『キレー…あっ、瑞希火ィちょーだい』
「ん」
瑞希の黄色い火花にひらひらの部分を当てると、すぐにオレンジの火花が出てきた
「ぅおーーいっ!打ち上げ花火すんぞーーっ!!」
あたしと瑞希の遠くで、野球部15人と陸上部インハイ組の男子5人が手を振った
「おーーーーっ!!」
『いーよーっ』
手を振り返すと、裕樹が火を付けた
ドォ…ン
本格的なのよりは小さいけど、大きな花火が打ちあがった