動き出した、君の夏
『キレーだねー…』
「何か、夏ってカンジ」
『だよねー。あたし花火って今日が今年初めてだもん』
「あたしもだよー?受験生でもあるし…」
『…そーだったねー…』
また一発、今度は赤い花火が上がった
あたし達も手持ち花火を新しくして、ジュッとやる
『今年で引退かぁ…』
「野球もだけど、あたし達も寂しいよね」
『うん……』
部活に熱中しててあんまり意識してなかったけど
あたしも3年かぁ…
明日で、高校の陸上生活終わるんだね…
『…そうかぁーーっ。寂しいなぁっ』
新しい花火も、もう燃え尽きた
バケツに入れると、ジュッと音がした
「おーーいっ!瑞希と千夏ーーーーっ!!」
遠くで、裕樹があたし達を大声で呼んだ
『んー?』
「何々?」
少しだけ斜面になった芝生を踏みながら、20人(あたし達以外の陸部5人+野球部15人)に駆け寄った
裕樹がコホン。とわざとらしくセキをした
「えー。それではこれより、表彰式を行いまーっす」
2年の背番号4の明石君が前に出た
明石 健太(ケンタ)(高校2年)
【身長:169cm
体重:59kg
部活:野球部一軍
ポジション:4番
other:童顔】
「えーっと?三村先輩と狩野先輩と上総とー…北河ーっ」
『へ?』
「は?」
「え?」
「僕ですか?」
北河 命(ミコト)(高校1年)
【身長:162cm
体重:49kg
部活:陸上部短距離
種目:男子走り高跳び 100m
other:走り高跳びは全国5位】
「小っちぇなお前ーっ^^」
命君と同じ中学だった明石君が、命君の頭をぐりぐりやった
「んじゃ、本日の表彰式始めまーすっ」
裕樹がぱんっ。と手を叩いた
そして、あたし達を横一列に並ばせた
「何か、夏ってカンジ」
『だよねー。あたし花火って今日が今年初めてだもん』
「あたしもだよー?受験生でもあるし…」
『…そーだったねー…』
また一発、今度は赤い花火が上がった
あたし達も手持ち花火を新しくして、ジュッとやる
『今年で引退かぁ…』
「野球もだけど、あたし達も寂しいよね」
『うん……』
部活に熱中しててあんまり意識してなかったけど
あたしも3年かぁ…
明日で、高校の陸上生活終わるんだね…
『…そうかぁーーっ。寂しいなぁっ』
新しい花火も、もう燃え尽きた
バケツに入れると、ジュッと音がした
「おーーいっ!瑞希と千夏ーーーーっ!!」
遠くで、裕樹があたし達を大声で呼んだ
『んー?』
「何々?」
少しだけ斜面になった芝生を踏みながら、20人(あたし達以外の陸部5人+野球部15人)に駆け寄った
裕樹がコホン。とわざとらしくセキをした
「えー。それではこれより、表彰式を行いまーっす」
2年の背番号4の明石君が前に出た
明石 健太(ケンタ)(高校2年)
【身長:169cm
体重:59kg
部活:野球部一軍
ポジション:4番
other:童顔】
「えーっと?三村先輩と狩野先輩と上総とー…北河ーっ」
『へ?』
「は?」
「え?」
「僕ですか?」
北河 命(ミコト)(高校1年)
【身長:162cm
体重:49kg
部活:陸上部短距離
種目:男子走り高跳び 100m
other:走り高跳びは全国5位】
「小っちぇなお前ーっ^^」
命君と同じ中学だった明石君が、命君の頭をぐりぐりやった
「んじゃ、本日の表彰式始めまーすっ」
裕樹がぱんっ。と手を叩いた
そして、あたし達を横一列に並ばせた