動き出した、君の夏
「けぇんたぁーーーーっ!!」
「やってくれんじゃねーかよー!!」
『ぅわっ;』

ベンチに近づいた瞬間、ベンチに入らずにもみくちゃにされた
頭や背中をばしばし叩かれた

『え、エラー…取り戻せたっスか…?』
「…」
「…」
「…」

皆が一気に黙った
え、何?

次の瞬間、皆笑顔になった

「たりめぇだバーカ!!」
「取り戻しすぎだよお前ーーっ!!!!」
『ま、マジっすか!!』




やった!!
死ぬ気になってみるもんだな!!
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