動き出した、君の夏
がこん

自販機で、お茶を買った
ぷしゅ
開けて一口

「…っぱ…」
『…あっ』

缶から口を離すと、一面に星空が広がった

「すっげぇ!」
『キレー…』

ホントに綺麗で
東京で、こんな綺麗な星空が見えるのかってくらい綺麗で





「俺、レギュラー取り戻すからな」
『…頑張ってね』

「…おう」
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