動き出した、君の夏
言ったよね!?
球場の出口で、野球部の皆が出てくるのを待っていた
男子も多いけど、女の子もめちゃめちゃ多い!
…何かアイドルの追っかけみたい…(笑
出待ちって生まれて初めてだな…なんて考えてると
「あ、出てきた!!」
「優勝おめでとーーーーっ!!!!」
『ぁっ…』
出てきたっ!!
優勝校のインタビューで、さっきまで真っ青だった4月の空は真っ暗になっていた
『夕っ…』
「夕ーーっ!!」
「おめでとーーっ」
『あっ…あのっ…』
ど、どうしよう…
出るのが少し遅れて、夕はファンクラブ(ホントにあるみたい!!)の子に囲まれちゃった
夕はちょっとビックリしたけど、すぐ笑顔になって1人1人に笑顔を向け始めた
「夕!ホームラン凄かったね!!」
「ん?おー!」
「めっちゃカッコよかった!!!!」
「そーか?さんきゅ!」
『ゆ…夕…』
何か本物のアイドルみたい…
あーあ…話しかけれない…
『はぁ…』
「…よし。任せろ千夏!」
『へ?』
肩を落としていると、瑞希がずんずん前に進んだ
『え、瑞希、何を…』
「オラぁ!!道開けろぉ!!!!」
『待っ…瑞希ーーっ!!』
予想はしてたけど、やっぱりーーーーっ!!!!;
男子も多いけど、女の子もめちゃめちゃ多い!
…何かアイドルの追っかけみたい…(笑
出待ちって生まれて初めてだな…なんて考えてると
「あ、出てきた!!」
「優勝おめでとーーーーっ!!!!」
『ぁっ…』
出てきたっ!!
優勝校のインタビューで、さっきまで真っ青だった4月の空は真っ暗になっていた
『夕っ…』
「夕ーーっ!!」
「おめでとーーっ」
『あっ…あのっ…』
ど、どうしよう…
出るのが少し遅れて、夕はファンクラブ(ホントにあるみたい!!)の子に囲まれちゃった
夕はちょっとビックリしたけど、すぐ笑顔になって1人1人に笑顔を向け始めた
「夕!ホームラン凄かったね!!」
「ん?おー!」
「めっちゃカッコよかった!!!!」
「そーか?さんきゅ!」
『ゆ…夕…』
何か本物のアイドルみたい…
あーあ…話しかけれない…
『はぁ…』
「…よし。任せろ千夏!」
『へ?』
肩を落としていると、瑞希がずんずん前に進んだ
『え、瑞希、何を…』
「オラぁ!!道開けろぉ!!!!」
『待っ…瑞希ーーっ!!』
予想はしてたけど、やっぱりーーーーっ!!!!;