黒猫が白猫を溺愛しています。~七夕の夜~




「...……願い事、なに書いたんだ?」




庭に飾られた竹を見上げながら隣にいるしろに聞く。





『黒さんとみんなとずっと一緒にいられますように。

あと、甘いものがいっぱい食べたいです。
               しろ』




「別になんでもいいじゃないですか!」




そっぽを向いたしろは黒に聞く。
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