新選組と最強子供剣士
これから5人に増えるけど。


ちょっと計画狂った‥‥‥かな?


いや、最終的には幹部の人には教えるつもりだったから大丈夫か。


「まぁ簡単にいうと、僕は150年後の未来から時空移動して、本当の年齢は今年で17になる青年ってところなんだけど」


「‥‥‥‥」


僕がそう言うと、驚いく山南さん。


やっぱり予想外だったようで、頭に?が見えそうなほど何かを考えている様子。


「えっと‥‥‥本当ですか?」


「本当です」


山南さんの顔をしっかりと見て言うと、山南さんは目を輝かした。


‥‥‥は?


目を、輝かした?


待て待て。


いや、でも目の前にいる山南さんの表情はその表現があって‥‥‥


「で、では、君は未来から来たというのは事実なんですね!?」


「う、うん」


「では、未来はどのような日本になっているのですか!?平和ですか!?勉学の方は!?」


う、うおぉ、テンションMAXだぁ。


大人な山南さんが、子供みたいなテンションになってるよ。


「え、あ、平和ですよ。勉学は全ての人達がする義務とかしています。あ、後、国外との交流が盛んですね」


「それは素晴らしい!しかし、それでは日本文化に傷がつきませんか?」


「日本文化は、外国でも注目されている文化です。そういうモノは文化遺産として、世界から守られています。未来でも、減りましたが職人は存在してますよ」


「なるほど。それは安心しました」


「安心?」


「ええ。あなたを見ていると、日本が平和な感じがしなかったもので」


「!」


山南さんに言われて、僕は肩をゆらした。
< 154 / 416 >

この作品をシェア

pagetop