新選組と最強子供剣士
水戸派壊滅ヘ
朝日が登り、誰にもバレないように部屋に戻った僕。
襖を開けると、叶がお座りをして待っていた。
「にゃ~」
「叶、待ってたのか?」
「にゃ!」
スリスリと甘えてくる叶。
めっさ可愛いです!!
ハッ、キュン死にしそう‥‥‥‥
「よしよし」
「にゃ~」
あ~今日は朝ご飯担当じゃないんだよね。
井上さんがいるから僕がいなくても大丈夫。
朝はゴロゴロできる!!
「にゃ、うにゃあ!」
僕お手製の猫じゃらしで叶と遊ぶ。
ま、細い棒に使えなくなった布をつけただけなんだけど。
いや~癒されるなぁ。
最近の叶のお気に入りは、クゥちゃんと猫じゃらしだ。
僕といないときは、たいてい散歩かクゥちゃんとこの部屋で寝ている。
「うぁ?剣壱?」
「あ、平にぃ、おはよ!」
まだ眠そうな平にぃが起きる。
髪がものすごいことになってます。
上下左右はねまくってるよ。
「ふぁ~あ、おはよ。お前が部屋にいるなんて珍しいな」
「今日の当番は立と井上さんがいるから」
「あ、なるほど。てか、北凪とお前ってどういう関係なんだ?友人って聞いてるけど、それだけじゃねぇだろ」
平にぃが何気なくそう聞いてくる。