新選組と最強子供剣士
変わりゆく新選組
どうする?
どうするどうするどうする?
頭の中はこれで埋め尽くされていた。
あの人も未来から来たなら、生かす価値が出てくる。
それはメリットもあればデメリットも出てくる選択だが。
下手をすれば、デメリットの方が大きい。
あーもーイライラする。
ストレス発散したい‥‥‥
まさか芹沢さんも未来から来た人物だったなんて‥‥‥‥
だけど、それは可笑しくないか?
あーもーわからない‥‥‥‥
ブワッ!!
不意に、強い風が吹いた。
その風は一瞬だが、有り得ないほど強かった。
おもわず後ろに倒れる。
「?」
不思議な風に驚いていると、視界にヒラヒラと降ってくる白いものが見えた。
丁度僕の上を降っていたので、それを取る。
手紙?
今の時代の日本にはありえない封筒。
裏を向けるて、目に入った文字を見て驚いた。
〈Kenichi君へ〉
ローマ字でそうかかれた手紙。
誰からかは表にはかかれていない。
中には便箋が1枚。
〈さて、手紙は届きましたでしょうか?
神のコウです。上司のラウと共に会いに行きたいのですが、今は少し立て込んでいてかないません。手紙をこうしてあなたに届けるのが精一杯である状況です。
本題に入りますが、ラウがあなたとあなたのお仲間を勝手にタイムスリップさせてしまい、クロノス様がお怒りになって、只今私を巻き込み私とラウは共に謹慎処分中です。
謹慎処分中、人間界には降りられませんし神の力も制限されてしまい剣壱君の身体も元に戻せない状態です。
本当に勝手で申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。
この手紙の送り主 神より〉