新選組と最強子供剣士
なるべく足音を殺して八木邸に向かう。
あーーーそれにしても怖かった。
ガチであいつ怖いわ〜
いやもう本当に嫌い。
できればもう会いたくない。
正直、白凰よりも嫌い。
最後に投げた短刀、当たってないよね。
当たってたらいいな〜
立の特性毒要り刀
*********************
あの糞餓鬼‥‥‥
銃でとっさに撃ち落とした短刀を広い、氷景は思わず顔をしかめた。
明らかに何かが塗られてる。
あの糞餓鬼のことだ。
恐らく毒の類いだろう。
懐から手拭いを出し、短刀をくるむ。
そしてそれを懐にしまった。
「氷景」
ふと名前を呼ばれ、氷景は後ろを向く。
そこには、傘をさした一応仲間である白凰がいた。
「すまねぇな。逃がしちまったぜ」
「そうか」
どこか残念そうな声音に、氷景は吹き出しそうになった。
いつも何事にも興味無さげな白凰にしては、珍しい反応だ。
あの糞餓鬼に随分執着しているらしい。
「お前も物好きだな。あんな糞餓鬼、さっさと殺した方がいいだろうに」
「なぜだ?」
白凰の言葉に、氷景は銃に球を補充しながら硬い声音で答えた。
「明らかに危険だからだ」
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あーーーそれにしても怖かった。
ガチであいつ怖いわ〜
いやもう本当に嫌い。
できればもう会いたくない。
正直、白凰よりも嫌い。
最後に投げた短刀、当たってないよね。
当たってたらいいな〜
立の特性毒要り刀
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あの糞餓鬼‥‥‥
銃でとっさに撃ち落とした短刀を広い、氷景は思わず顔をしかめた。
明らかに何かが塗られてる。
あの糞餓鬼のことだ。
恐らく毒の類いだろう。
懐から手拭いを出し、短刀をくるむ。
そしてそれを懐にしまった。
「氷景」
ふと名前を呼ばれ、氷景は後ろを向く。
そこには、傘をさした一応仲間である白凰がいた。
「すまねぇな。逃がしちまったぜ」
「そうか」
どこか残念そうな声音に、氷景は吹き出しそうになった。
いつも何事にも興味無さげな白凰にしては、珍しい反応だ。
あの糞餓鬼に随分執着しているらしい。
「お前も物好きだな。あんな糞餓鬼、さっさと殺した方がいいだろうに」
「なぜだ?」
白凰の言葉に、氷景は銃に球を補充しながら硬い声音で答えた。
「明らかに危険だからだ」
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