新選組と最強子供剣士
その言葉に、僕はただ目を見開いた。


「な、んで‥‥‥」


「知っていますよ。あなたの住んでいる地域を担当したいるのは、私のいるチームですから」


時の神‥‥‥


僕の過去‥‥‥進んでいた時。


担当、ね。


神様社会のことはわからない。


だけど‥‥‥


「知ってるなら、僕のことをとやかく言わないでもらいたいな」


「‥‥‥わかりました。それでは、本題に移りましょう」


溜め息をつきながら言う神様。


本題、ねぇ‥‥‥


「あのさ、」


「はい」


「僕をさ、タイムスリップさせた人。ラウさんだっけ?」


「ええ」


「何であの人、僕のところにこないの」


普通さ、自分でこない?


何でいちいち部下であるコウさんなのか。


それがほんと〜っに疑問なんだよね。


「手紙、覚えてますか?」


「謹慎処分とか書いてあったやつ?」


「ラウはまだ謹慎が解かれてないんです。なので代わりに私が」


なるほど、そういうことか‥‥‥


いや、何か言うべきなんだろうけどめんどくさくなってきたし言っても意味ないだろうし。


「では、答えを聞きましょう。ラウの謹慎ももうすぐ解けます。ここに止まりますか?それとも、未来に帰りたいですか?」


「‥‥‥」


未来には必ず帰る。


だけど‥‥‥
< 404 / 416 >

この作品をシェア

pagetop