新選組と最強子供剣士
「剣、壱‥‥‥?」


「う、ヒック、うぅ、う、」


涙が流れた。


悲しくて、苦しくて‥‥‥


少しだけ、嬉しくて。


「ばかぁ、土方さんの、あほぉ」


「はっ!?何で俺なんだよ」


「こんなもの、ヒック、律儀に渡しにくるによぉ。
ヒック、ばかぁ、ゥック、ばかぁぁあ」


「わかった、わかったから、泣くな、」


土方さんが、僕の頭を優しく撫でてくれる。


もぉ涙止まらない‥‥‥


わけがわかないよぉ‥‥‥


「ちょ、おま‥‥‥」


「う、うぅ、う〜」


土方さんに抱きつき、僕は涙を流す。


それから暫く、僕は土方さんの腕の中で泣いていた。




















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