新選組と最強子供剣士
そう叫びながら斬りかかってきた男。
この男は人を斬ったことがないのだろう。
子供であろうと同じ人間。
ためらいがあり、刀は遅い。
僕はそれをヒョイッと避けた。
それを見た男が顔を真っ赤にさせて、さらに斬りかかってくる。
もう、うざいな~
たいして強くないくせに意地はんなよ。
酔っ払いはさっさと家に帰って寝てろ。
「僕、避けるの飽きた。じゃあね!」
武器も何も持ってないので、僕は一目散に逃げ出した。
ふっ、逃げるが勝ちってね。
だって今、子供の姿だし?武器持ってないし?
だけど‥‥‥‥
「小僧、待てーーー!」
すごい顔で追いかけてくる。
ちょ、ちょっと怖いかなぁ。
しばらく追いかけっこをしていると、浅葱色の羽織りをした集団が‥‥‥
ど真ん中を歩きやがって‥‥‥じゃまだ!
僕はクゥちゃんを抱えたまま爆転し、その勢いでジャンプをして、浅葱色の羽織りをしたにいちゃんの頭をふんずけた。
そして、にいちゃんの頭を踏み台にし、勢いよくジャンプした僕はそのまま屋根の上に着地。
ふんっ、ここなら登ってこれまい。
「この、小僧、卑怯だぞ!」
知らないし、ざまぁみやがれ。
ニヤリと男に笑‥‥‥‥‥ゾクッ
うわ、なんだ‥‥‥‥殺気か?
殺気の原も見ると、さっき僕がふんずけたにいちゃん。
焦げ茶色の髪をポニーテールにしている。
髪とお揃いの焦げ茶色の切れ目が僕を鋭く睨んでらっしゃる。
‥‥‥‥‥‥‥こわっ!!!
「小僧、降りてこい」
聞こえてきた声は、驚くほどに低かった。
ヒクッと顔が引きつるのを感じる。
ヤバい人をふんずけたみたいだ。
この男は人を斬ったことがないのだろう。
子供であろうと同じ人間。
ためらいがあり、刀は遅い。
僕はそれをヒョイッと避けた。
それを見た男が顔を真っ赤にさせて、さらに斬りかかってくる。
もう、うざいな~
たいして強くないくせに意地はんなよ。
酔っ払いはさっさと家に帰って寝てろ。
「僕、避けるの飽きた。じゃあね!」
武器も何も持ってないので、僕は一目散に逃げ出した。
ふっ、逃げるが勝ちってね。
だって今、子供の姿だし?武器持ってないし?
だけど‥‥‥‥
「小僧、待てーーー!」
すごい顔で追いかけてくる。
ちょ、ちょっと怖いかなぁ。
しばらく追いかけっこをしていると、浅葱色の羽織りをした集団が‥‥‥
ど真ん中を歩きやがって‥‥‥じゃまだ!
僕はクゥちゃんを抱えたまま爆転し、その勢いでジャンプをして、浅葱色の羽織りをしたにいちゃんの頭をふんずけた。
そして、にいちゃんの頭を踏み台にし、勢いよくジャンプした僕はそのまま屋根の上に着地。
ふんっ、ここなら登ってこれまい。
「この、小僧、卑怯だぞ!」
知らないし、ざまぁみやがれ。
ニヤリと男に笑‥‥‥‥‥ゾクッ
うわ、なんだ‥‥‥‥殺気か?
殺気の原も見ると、さっき僕がふんずけたにいちゃん。
焦げ茶色の髪をポニーテールにしている。
髪とお揃いの焦げ茶色の切れ目が僕を鋭く睨んでらっしゃる。
‥‥‥‥‥‥‥こわっ!!!
「小僧、降りてこい」
聞こえてきた声は、驚くほどに低かった。
ヒクッと顔が引きつるのを感じる。
ヤバい人をふんずけたみたいだ。