新選組と最強子供剣士
「原田さんは、僕が道場で稽古いてもいいって言ったよ?」
「え、俺!?」
原田さんにもなすりつけることにした。
よし、これで悪いのは斎藤さんだじゃなくなった。
「佐ノ助、どういうことだ?」
「いや、剣壱が稽古は怠りたくないって言うからさ。こんなに強いんだぜ?もったいねぇよ」
原田さんの言葉を聞いた土方さんは僕をちら見すると、大きな溜め息ついた。
「剣壱、後で俺の部屋にこい」
「え、あ、はい」
特に何も言わずに行ってしまった土方さん。
あの人、考えてること読みにくいんだよなぁ。
ま、僕も身体動かせたことだし、そろそろ道場出よう。
夕餉まだ作ってないし。
「原田さん、僕ご飯作ってくるね!」
「お、もうそんな時間か。夜には土方さんとこ行けよ」
「は~い!」
木刀を原田さんに返し、僕は道場を退室した。
*********************
勝手場に着くと、井上さんが野菜を斬っているのが見える。
その手捌きは正にプロ。
井上さんって料理上手いから、今日は楽そう。
「井上さ~ん」
「やぁ、剣壱君。お手伝いしに来てくれたのかい?」
「うん!」
優しい笑顔を見せる井上さんは、優しい近所のおじさんった感じ。
剣を振ってる姿が想像しにくいな。
でも結構鍛えられてるし筋肉もあるな~
「これ煮詰めてくれる?」
「はい」
うん、本当にこの人が一緒だと楽だ。
そんなことを思いながら夕餉を作っていった。
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「え、俺!?」
原田さんにもなすりつけることにした。
よし、これで悪いのは斎藤さんだじゃなくなった。
「佐ノ助、どういうことだ?」
「いや、剣壱が稽古は怠りたくないって言うからさ。こんなに強いんだぜ?もったいねぇよ」
原田さんの言葉を聞いた土方さんは僕をちら見すると、大きな溜め息ついた。
「剣壱、後で俺の部屋にこい」
「え、あ、はい」
特に何も言わずに行ってしまった土方さん。
あの人、考えてること読みにくいんだよなぁ。
ま、僕も身体動かせたことだし、そろそろ道場出よう。
夕餉まだ作ってないし。
「原田さん、僕ご飯作ってくるね!」
「お、もうそんな時間か。夜には土方さんとこ行けよ」
「は~い!」
木刀を原田さんに返し、僕は道場を退室した。
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勝手場に着くと、井上さんが野菜を斬っているのが見える。
その手捌きは正にプロ。
井上さんって料理上手いから、今日は楽そう。
「井上さ~ん」
「やぁ、剣壱君。お手伝いしに来てくれたのかい?」
「うん!」
優しい笑顔を見せる井上さんは、優しい近所のおじさんった感じ。
剣を振ってる姿が想像しにくいな。
でも結構鍛えられてるし筋肉もあるな~
「これ煮詰めてくれる?」
「はい」
うん、本当にこの人が一緒だと楽だ。
そんなことを思いながら夕餉を作っていった。
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