琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
さて、2人がそんなアホな会話をしていたとは露知らず、私は部屋のテーブルにクリネア様と向かい合わせで座っております。
クリネア様は何も話さず、じっと私の顔を見ておりました。
そして、その目線が上から下へと動きます。
私はどうしたらいいのか分からず、部屋をきょろきょろと見ておりました。
「ふーん、これがリューイの好きな人。随分と地味・・・。こういうのがタイプなのね、知らなかったわ」
クリネア様は腕を組んで椅子にもたれながら、そう言いました。
先程の丁寧な口調は何処へやら。
あまりの変わりっぷりに驚いて、口がぱかっと開いたまま動けなくなってしまいました。
「どうしたの?口開いたままの顔は更にブスに見えるから、閉じたほうがいいわよ」
「あの・・・。随分と口調が・・・」
「ああ、これが本当のあたし。さっきのは周りにも人がいるから、一応令嬢らしくやってるだけよ」
いやいや、このキャラの変わりよう・・・。
まあでもこの程度の暴言は、私は地味でブスという自覚がありますので、大してダメージにもなりませんが。
けれどリューイ様くらいプライドの高い方なら、ズタズタに傷ついてしまうだろうなぁ、と妙に納得してしまいます。
クリネア様は何も話さず、じっと私の顔を見ておりました。
そして、その目線が上から下へと動きます。
私はどうしたらいいのか分からず、部屋をきょろきょろと見ておりました。
「ふーん、これがリューイの好きな人。随分と地味・・・。こういうのがタイプなのね、知らなかったわ」
クリネア様は腕を組んで椅子にもたれながら、そう言いました。
先程の丁寧な口調は何処へやら。
あまりの変わりっぷりに驚いて、口がぱかっと開いたまま動けなくなってしまいました。
「どうしたの?口開いたままの顔は更にブスに見えるから、閉じたほうがいいわよ」
「あの・・・。随分と口調が・・・」
「ああ、これが本当のあたし。さっきのは周りにも人がいるから、一応令嬢らしくやってるだけよ」
いやいや、このキャラの変わりよう・・・。
まあでもこの程度の暴言は、私は地味でブスという自覚がありますので、大してダメージにもなりませんが。
けれどリューイ様くらいプライドの高い方なら、ズタズタに傷ついてしまうだろうなぁ、と妙に納得してしまいます。