琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「ちょっと話が違うじゃない・・・。てっきりリューイの事が好きなのだと思って・・・」
「い、いや、それはこっちの台詞でして・・・」
クリネア様は大きくため息を付くと、私を睨みつけます。
なぜ睨まれる必要が?
私も負けじと怯まず、クリネア様の顔を見据えます。
「ああもう!単刀直入に言うわね。アンタ、さっさとリューイ様と結婚してくれない?でないとあたしが結婚しなきゃいけなくなっちゃうから。あたし他に好きな人がいるのに、あんな男と結婚するなんてめっぽうゴメンなの。だからお願い、諦めて結婚してよ」
「ちょ、・・それはお断りです!私にだって心に想う人が・・・」
「あたしは小さい頃から好きなのよ!その人に振り向いてほしくてずっと頑張ってきたの。それなのに、リューイと結婚なんてそんなのありえないわ!大体リューイが公務の時は、アンタに付いてるって言うじゃない!何独り占めしちゃってんのよ、ムカつく!!」
・・・・ん?
私に付いてる・・?
なんか、い、嫌な予感が・・・・。
「も、もしかして、ですが、クリネア様の好きな方って・・・」
「ええ、そうよ。私の好きな人は、騎士団長のサイラス・エルモア・フランチェス様、その人よ」
「い、いや、それはこっちの台詞でして・・・」
クリネア様は大きくため息を付くと、私を睨みつけます。
なぜ睨まれる必要が?
私も負けじと怯まず、クリネア様の顔を見据えます。
「ああもう!単刀直入に言うわね。アンタ、さっさとリューイ様と結婚してくれない?でないとあたしが結婚しなきゃいけなくなっちゃうから。あたし他に好きな人がいるのに、あんな男と結婚するなんてめっぽうゴメンなの。だからお願い、諦めて結婚してよ」
「ちょ、・・それはお断りです!私にだって心に想う人が・・・」
「あたしは小さい頃から好きなのよ!その人に振り向いてほしくてずっと頑張ってきたの。それなのに、リューイと結婚なんてそんなのありえないわ!大体リューイが公務の時は、アンタに付いてるって言うじゃない!何独り占めしちゃってんのよ、ムカつく!!」
・・・・ん?
私に付いてる・・?
なんか、い、嫌な予感が・・・・。
「も、もしかして、ですが、クリネア様の好きな方って・・・」
「ええ、そうよ。私の好きな人は、騎士団長のサイラス・エルモア・フランチェス様、その人よ」