琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
気付けば少し日は傾き、肌寒い風が私の身体を通り抜けていきます。
季節はそろそろ冬が近づき、日も早く落ちるようになっていました。
冬が来れば、必ず春も来る。
自分の気持ちも、また新たに春を迎える事が出来るのでしょうか。
リューイ様を好きになる事が出来たら、王妃になる覚悟も出来るのでしょうか。
それは今考えても、答えが出る事はありません。
今はただ、この辛い想いを通り抜ける風のように少しづつ流していくだけ。
自分で癒していくしかないのです。
――――そう、いつかはいい思い出になるように・・・。
季節はそろそろ冬が近づき、日も早く落ちるようになっていました。
冬が来れば、必ず春も来る。
自分の気持ちも、また新たに春を迎える事が出来るのでしょうか。
リューイ様を好きになる事が出来たら、王妃になる覚悟も出来るのでしょうか。
それは今考えても、答えが出る事はありません。
今はただ、この辛い想いを通り抜ける風のように少しづつ流していくだけ。
自分で癒していくしかないのです。
――――そう、いつかはいい思い出になるように・・・。