琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
そしてお茶会は開かれる。
そんな訳で、一週間後。
お茶会の日となりました。

お天気にも恵まれ、雲一つない快晴。風も爽やか。
場所は庭の一画で行われる事となりました。


今日のお茶会に合わせ、私もいつものドレスではなく、クリネア様が用意してくれた淡いピンクのドレスを着ております。


ふわふわのフリフリ満載な可愛いドレス。
こんなドレス着た事もありませんから、少し恥ずかしい。


クリネア様は私とは対照的にセクシーなパープルのドレスです。
私もあんなドレスを一回でいいですから着てみたいものですが、・・・一生無理でしょうね。
なんせ盛り上がりが、足りないっ!!


「お招きありがとう。フィオナ、クリネア。お茶会なんて久しぶりだな。・・・いやしかし、フィオナ。今日のドレスは、その、・・・可愛いぞ」

か・・・可愛いですって!?

リューイ様は顔を赤らめ褒めてくれました。
私もその言葉に少し照れてしまいます。
なんせ、可愛いなんて言われ慣れていないものですから。

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