琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
そんなやり取りをサイラス様はちゃっかり(?)聞いていたのか、ぶっ!と笑い出しました。
リューイ様は怪訝な表情を浮かべます。
「どうした、サイラス」
「ふっ・・・!殿下。すみません、我慢出来ませんでした。いや、一生懸命だな、と思いまして」
「・・・なんだそれは」
「あまり本音を語るお方ではありませんのに、フィオナ様には素でいらっしゃるんですね。まさか妄想までしているとは思いませんでした」
「男としては普通じゃないのか?好きな女の事を考えるのは」
「別に構いませんが、それを口に出しては嫌われますよ。・・・まあそれだけフィオナ様を常に考えているって事ですね。一途で素晴らしいとは思いますけど」
「リューイ、そういうのをムッツリスケベって言うのよ。やあねぇ、そんな告白されても女は引いちゃうだけよ。本当、駆け引きの下手糞な男」
「ムッ・・ムッツリ・・!?」
肘をテーブルに付き、笑うクリネア様。
ムッツリスケベと言われ、顔を赤くして何も言えなくなるリューイ様。
そして、笑いをこらえるサイラス様。
皆を見て、私も思わず笑みが零れました。
リューイ様は怪訝な表情を浮かべます。
「どうした、サイラス」
「ふっ・・・!殿下。すみません、我慢出来ませんでした。いや、一生懸命だな、と思いまして」
「・・・なんだそれは」
「あまり本音を語るお方ではありませんのに、フィオナ様には素でいらっしゃるんですね。まさか妄想までしているとは思いませんでした」
「男としては普通じゃないのか?好きな女の事を考えるのは」
「別に構いませんが、それを口に出しては嫌われますよ。・・・まあそれだけフィオナ様を常に考えているって事ですね。一途で素晴らしいとは思いますけど」
「リューイ、そういうのをムッツリスケベって言うのよ。やあねぇ、そんな告白されても女は引いちゃうだけよ。本当、駆け引きの下手糞な男」
「ムッ・・ムッツリ・・!?」
肘をテーブルに付き、笑うクリネア様。
ムッツリスケベと言われ、顔を赤くして何も言えなくなるリューイ様。
そして、笑いをこらえるサイラス様。
皆を見て、私も思わず笑みが零れました。