琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「・・・は?!?」

思わず手に持ったコップを落としそうになります。

ぱ・・・パーティー!?
私も参加って、そんな突然!!

「今日は私の友人である隣国ランバートの王太子一行が来るんだ。フィオナを紹介したいと思ってね。嫌とは言わせないよ?これは君の仕事だ」

ええええ!?
ただの夜会ならともかく、ランバート国の王太子様って!!
そんな恐れ多いパーティーに私が参加って!

「む、無理です!!私、マナーも何も・・・!」

「何も心配する必要はないよ。私の隣で笑っているだけでいい」

「なんでいきなりなんですか!!」

「しょうがないだろう、昨日夜遅くに連絡があったんだ。これは決定事項だ。欠席することは許されない」

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