琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
あれ?
私、どうしちゃったんだろう。
なんでこんなにドキドキしているのだろう。
こんな事、カフェでのサイラス様の笑顔を見た時にしか経験した事がない。
・・・まさか。
まさか、私、リューイ様に恋、してしまった?
そう思ったものの、咄嗟に私は頭を横に振って、その考えを払拭させます。
いきなりの行動にリューイ様は驚いた表情で、私の顔を覗きました。
「どうした?何か考え事か?」
「あ、いえ!大した事ではないのです!!お気になさらず!」
・・・違うよね。そんな訳ない。
これはきっと、この香りのせい。
この甘い香りが、そう思わせているだけよね?
―――だって、まだ前の恋も癒えていないのに、好きになるはずなんてないもの。
私、どうしちゃったんだろう。
なんでこんなにドキドキしているのだろう。
こんな事、カフェでのサイラス様の笑顔を見た時にしか経験した事がない。
・・・まさか。
まさか、私、リューイ様に恋、してしまった?
そう思ったものの、咄嗟に私は頭を横に振って、その考えを払拭させます。
いきなりの行動にリューイ様は驚いた表情で、私の顔を覗きました。
「どうした?何か考え事か?」
「あ、いえ!大した事ではないのです!!お気になさらず!」
・・・違うよね。そんな訳ない。
これはきっと、この香りのせい。
この甘い香りが、そう思わせているだけよね?
―――だって、まだ前の恋も癒えていないのに、好きになるはずなんてないもの。