琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
結局ヒールが折れた、と言う事で纏まり、私達はパーティーの場へと引き返しました。
私達が戻ると会場の中はざわつき、人々に囲まれます。
その人達には先程の言い訳を言いつつ笑顔でかわし、アレン様のいる席へと戻りました。
「リューイ、フィオナ、一体どうしたんだ?いきなり抱きかかえて出ていくもんだからビックリしたよ」
心配そうに声を掛けるアレン様に、軽く頭を下げながら謝ります。
「大変申し訳ありませんでした。ヒールが折れてしまって・・・」
「ヒールが?それは大変だったね。ケガなどはなかったかい?」
「ええ、大丈夫です。お気遣いありがとうございます」
そう言いながらもアレン様は私達の嘘が分かったようで、呆れた表情を見せながらリューイ様を見ると、肩をポンと叩きました。
「お前の悪い所が出たな。大体、免疫がなさすぎる。気を付けないと嫌われるぞ?」
「・・・今は何を言われても仕方がない、反省している」
リューイ様はバツの悪そうな顔をしていました。
え?なぜ、バレたのかしら?
ちゃんと身なりも整えてきたはずなのに・・・。
「フィオナ、次何かあったら叩いてもいいんだからな。いくら王太子でもやっていい事と悪い事がある」
「え、えっと、アレン様は知って・・・」
私達が戻ると会場の中はざわつき、人々に囲まれます。
その人達には先程の言い訳を言いつつ笑顔でかわし、アレン様のいる席へと戻りました。
「リューイ、フィオナ、一体どうしたんだ?いきなり抱きかかえて出ていくもんだからビックリしたよ」
心配そうに声を掛けるアレン様に、軽く頭を下げながら謝ります。
「大変申し訳ありませんでした。ヒールが折れてしまって・・・」
「ヒールが?それは大変だったね。ケガなどはなかったかい?」
「ええ、大丈夫です。お気遣いありがとうございます」
そう言いながらもアレン様は私達の嘘が分かったようで、呆れた表情を見せながらリューイ様を見ると、肩をポンと叩きました。
「お前の悪い所が出たな。大体、免疫がなさすぎる。気を付けないと嫌われるぞ?」
「・・・今は何を言われても仕方がない、反省している」
リューイ様はバツの悪そうな顔をしていました。
え?なぜ、バレたのかしら?
ちゃんと身なりも整えてきたはずなのに・・・。
「フィオナ、次何かあったら叩いてもいいんだからな。いくら王太子でもやっていい事と悪い事がある」
「え、えっと、アレン様は知って・・・」