琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「ヴィードは今、どこにいる?」
「ランバート国領内の、アリネイという街におります」
「・・・そうか。ならば話は早いな」
そう言うと、泣く私の頭を撫でながら私にこう話しました。
「フィオナ、ヴィードの説得にアリネイへ行こう。あちらが来ないのならばこちらから行くまで。幸いランバートにはアレンがいる、私もランバートであれば行く事が出来る。共に行こう」
「・・・リューイ様!!」
「サイラス、護衛を頼む。それとランバートとフィオナの両親のいるクリアムに使いの者を。出来れば明日にはここを出たい。疲れているとは思うが、早急に用意できるか?」
「はっ。殿下のご命令であればなんなりと」
私は真っ赤になった瞳でリューイ様の顔を見上げました。
リューイ様はふっと笑顔を見せると、頬に流れた涙の跡を優しく拭いてくれます。
安心した半面、とても申し訳ない気持ちになって、胸が締め付けられました。
「ランバート国領内の、アリネイという街におります」
「・・・そうか。ならば話は早いな」
そう言うと、泣く私の頭を撫でながら私にこう話しました。
「フィオナ、ヴィードの説得にアリネイへ行こう。あちらが来ないのならばこちらから行くまで。幸いランバートにはアレンがいる、私もランバートであれば行く事が出来る。共に行こう」
「・・・リューイ様!!」
「サイラス、護衛を頼む。それとランバートとフィオナの両親のいるクリアムに使いの者を。出来れば明日にはここを出たい。疲れているとは思うが、早急に用意できるか?」
「はっ。殿下のご命令であればなんなりと」
私は真っ赤になった瞳でリューイ様の顔を見上げました。
リューイ様はふっと笑顔を見せると、頬に流れた涙の跡を優しく拭いてくれます。
安心した半面、とても申し訳ない気持ちになって、胸が締め付けられました。