琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「ああ・・・!!私は・・・!!!」
お兄様は額を地面に擦りつけ、声を上げながら泣き続けます。
リューイ様はそんなお兄様の肩を叩き、なだめながら立ち上がらせました。
「男が声を出して泣くな。お前にはこれから辛い事が沢山待ち受けているのだぞ」
「殿下・・!!それは・・・重々承知しております・・!殿下がそれが私の罰であると言うのなら、私はそれをしっかりと受け止め、生きていきます。・・・こんなところまで私の為に来ていただいて、私はっ・・・!」
「全て、フィオナの為だ。愛するフィオナの為なら、私は命など惜しくはない」
その言葉にお兄様は、驚いた表情で私の顔を見つめました。
「フィオナ・・・いつの間に・・・」
「ちょ・・・リューイ様!!その、お兄様、それはまだ・・・」
「・・・そうか。殿下がフィオナの隣にいるならば、安心して私も罰を受ける事が出来るな。フィオナ、くれぐれも失礼のないようにな」
「お兄様に言われたくないわよっ!!」
その時、お兄様は軽く笑みを浮かべました。
風貌は変わっても昔と変わらぬ笑顔に、私も自然と笑みが零れます。
「・・・では帰るとするか。今日もアレンの所で一日世話になってから、明日国へと帰る。このままではヴィードも帰れまい」
「この姿を晒すのも罰であるなら、私はこの格好でも一向に・・・」
「馬鹿な事を言うな、ヴィード。お前は貴族だ、その格好で帰る事は私が許さない」
お兄様は額を地面に擦りつけ、声を上げながら泣き続けます。
リューイ様はそんなお兄様の肩を叩き、なだめながら立ち上がらせました。
「男が声を出して泣くな。お前にはこれから辛い事が沢山待ち受けているのだぞ」
「殿下・・!!それは・・・重々承知しております・・!殿下がそれが私の罰であると言うのなら、私はそれをしっかりと受け止め、生きていきます。・・・こんなところまで私の為に来ていただいて、私はっ・・・!」
「全て、フィオナの為だ。愛するフィオナの為なら、私は命など惜しくはない」
その言葉にお兄様は、驚いた表情で私の顔を見つめました。
「フィオナ・・・いつの間に・・・」
「ちょ・・・リューイ様!!その、お兄様、それはまだ・・・」
「・・・そうか。殿下がフィオナの隣にいるならば、安心して私も罰を受ける事が出来るな。フィオナ、くれぐれも失礼のないようにな」
「お兄様に言われたくないわよっ!!」
その時、お兄様は軽く笑みを浮かべました。
風貌は変わっても昔と変わらぬ笑顔に、私も自然と笑みが零れます。
「・・・では帰るとするか。今日もアレンの所で一日世話になってから、明日国へと帰る。このままではヴィードも帰れまい」
「この姿を晒すのも罰であるなら、私はこの格好でも一向に・・・」
「馬鹿な事を言うな、ヴィード。お前は貴族だ、その格好で帰る事は私が許さない」