琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
・・・・。
・・・。


・・・別の人と、結婚して、か・・・・。



リューイ様の隣に、私じゃない女の人が寄り添う。
互いに見つめ合いながら、ダンスフロアーで華麗に踊る。
腕を絡ませ微笑みながら、民衆に手を振る。

その光景を、私は笑顔で見守ることが出来る・・・?




あれ?

どうしてこんなに胸が苦しいんだろう・・・。


今まで経験したことのない、この感じ。
苦しくて、切なくて、辛い。



・・・・嫌だ。
そんなの、考えられない。



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