琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「お帰り、フィオナ」
エントランスに入るないなや、リューイ様にそう声を掛けられます。
帰りが遅くなり、どうやら心配してエントランスで待っていたようで・・・。
リューイ様は少し険しい表情をしていました。
「すみません、少し寄り道して遅くなってしまいました。心配してましたよね?」
「当たり前だろう。どこに行ってたんだ?」
「昔働いていたカフェに。どうしてもお話をしたくて。なかなか会えなくなりますから」
「そうか。そう言われればそうだな。話は出来たか?」
「ええ、お陰さまで」
ニコリと微笑むと、リューイ様の顔も自然と笑みが零れます。
そして、リューイ様は私を優しく包み込んでくれました。
リューイ様の香り、体温。
不思議と心が安らぎます。
私の帰る場所はここなのだ、と改めて思いました。
エントランスに入るないなや、リューイ様にそう声を掛けられます。
帰りが遅くなり、どうやら心配してエントランスで待っていたようで・・・。
リューイ様は少し険しい表情をしていました。
「すみません、少し寄り道して遅くなってしまいました。心配してましたよね?」
「当たり前だろう。どこに行ってたんだ?」
「昔働いていたカフェに。どうしてもお話をしたくて。なかなか会えなくなりますから」
「そうか。そう言われればそうだな。話は出来たか?」
「ええ、お陰さまで」
ニコリと微笑むと、リューイ様の顔も自然と笑みが零れます。
そして、リューイ様は私を優しく包み込んでくれました。
リューイ様の香り、体温。
不思議と心が安らぎます。
私の帰る場所はここなのだ、と改めて思いました。