琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「そうだ、戻って早々だが、父に挨拶に行きたいと思う。一緒に来てくれるか?」
リューイ様は私を抱きしめながら、耳元でそう話しました。
父、って・・・国王様?
王族と関係者しか会うことが出来ない国王様に、挨拶をしに行くという事は・・・。
「今更何を言ってもお前を離すつもりはないが、一応聞く。・・・覚悟は出来ているか?」
リューイ様の真剣な顔。
それに私も覚悟を決め答えます。
「・・・はい。大丈夫です」
その言葉を受け、リューイ様は私の手を引き、国王様の待つ部屋へと歩き出しました。
足を踏み入れた事のない領域に、思わず緊張してしまいます。
真っ直ぐ歩いていった先の一番奥。そこが、王の間。
国王様がいるであろう部屋の扉はとても大きく重厚なもの。
一面に細かく美しい装飾が施され、このお城の中でも特別な部屋であるというのが一目見て分かりました。
リューイ様は私を抱きしめながら、耳元でそう話しました。
父、って・・・国王様?
王族と関係者しか会うことが出来ない国王様に、挨拶をしに行くという事は・・・。
「今更何を言ってもお前を離すつもりはないが、一応聞く。・・・覚悟は出来ているか?」
リューイ様の真剣な顔。
それに私も覚悟を決め答えます。
「・・・はい。大丈夫です」
その言葉を受け、リューイ様は私の手を引き、国王様の待つ部屋へと歩き出しました。
足を踏み入れた事のない領域に、思わず緊張してしまいます。
真っ直ぐ歩いていった先の一番奥。そこが、王の間。
国王様がいるであろう部屋の扉はとても大きく重厚なもの。
一面に細かく美しい装飾が施され、このお城の中でも特別な部屋であるというのが一目見て分かりました。