琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
私をかばうように支えながら、リューイ様はきつい口調で国王様に話します。
国王様はおもむろに立ち上がり、私達のいる場所へと歩いて、やがて私の目の前に立たれました。
そして、私に向かって静かに問いかけます。
「フィオナ、如何なる時もこの我が息子リューイを支え、そしてこの国と共に生きる事を誓うか?」
「・・・はい、誓います」
「この国が死する時、そなたも共に命を投げねばならぬ。逃げる事は許されない。それでも?」
「・・・はい」
「・・・」
私をじっと見つめた後、国王様は背を向けゆっくりと席に戻られました。
そして私達にこう、言ったのでした。
「いいだろう。リューイ、お前とフィオナの結婚を認めよう」
国王様はおもむろに立ち上がり、私達のいる場所へと歩いて、やがて私の目の前に立たれました。
そして、私に向かって静かに問いかけます。
「フィオナ、如何なる時もこの我が息子リューイを支え、そしてこの国と共に生きる事を誓うか?」
「・・・はい、誓います」
「この国が死する時、そなたも共に命を投げねばならぬ。逃げる事は許されない。それでも?」
「・・・はい」
「・・・」
私をじっと見つめた後、国王様は背を向けゆっくりと席に戻られました。
そして私達にこう、言ったのでした。
「いいだろう。リューイ、お前とフィオナの結婚を認めよう」