琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「この店はいいな。気が安らぐ」



「そ、そうですか?」

「ああ。城の喧騒を忘れて静かに過ごすことが出来る。気に入ったよ。これからも来て構わないか?」

そう言ったサイラス様の顔からは少し疲れたような表情が見受けられました。


そうよね・・・。
この国を守る騎士の上に立つお方ですもの。

忙しい方なのよね。
そんな方が少しでもこのカフェで安らぐ事が出来るのなら・・・。



「ええ・・・。サイラス様のお心に少しでも安らぎが出来るのなら、是非」

「ありがとう。助かる」
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