琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!


・・・鳥のさえずりが聞こえる。


あれ?

もう朝?

もしかして私あのまま寝てしまったの?

ああ、でもまだ眠いわ。


(・・・・フィオナ)


誰?私の名前を呼ぶのは。

まだ眠いの。
もう少し寝かせて・・・。



(朝だ、フィオナ。起きろ)


あと5分だけ。
お願い、寝かせて。


・・・あれ?この声、どこかで聞いたような。


(起きないと、お前にキスするぞ)



・・・あ。
その低い声は・・・。
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