琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「・・・諦めが悪いと聞いておりましたが、本当にその通りですね」
「誰から聞いたんだ?それを」
「サイラス様ですわ。覚悟なさるように、と」
リューイ様はその言葉にフッと笑みを浮べて、口元に寄せた手を離しました。
「アイツめ、余計な事を言いやがって。・・・まあ、その通りだな。私は諦めが悪い。欲しいものは必ず手に入れるまで諦めない。でも、1人の女性に対してここまで思ったのは、フィオナだけだ」
もう返す言葉が出ません。
私への想いをここまで告げられて、身体は疲労困憊。・・・横になりたい。
少し頭の中を整理する時間が欲しい。
「少し、疲れただろう?夕食の時間まで部屋でゆっくりするといい。着替えはタンスの中に入っているから、それを着るように。・・・では失礼するよ」
リューイ様は私の顔をジッと見つめた後、扉へと向かって歩いて行きました。
リューイ様が部屋を出て行き扉が閉まったと同時に、大きくため息が一つ出てしまいます。
疲れて思うように動かない身体をなんとか寝台まで動かすと、柔らかそうな布団に身を預けました。
「誰から聞いたんだ?それを」
「サイラス様ですわ。覚悟なさるように、と」
リューイ様はその言葉にフッと笑みを浮べて、口元に寄せた手を離しました。
「アイツめ、余計な事を言いやがって。・・・まあ、その通りだな。私は諦めが悪い。欲しいものは必ず手に入れるまで諦めない。でも、1人の女性に対してここまで思ったのは、フィオナだけだ」
もう返す言葉が出ません。
私への想いをここまで告げられて、身体は疲労困憊。・・・横になりたい。
少し頭の中を整理する時間が欲しい。
「少し、疲れただろう?夕食の時間まで部屋でゆっくりするといい。着替えはタンスの中に入っているから、それを着るように。・・・では失礼するよ」
リューイ様は私の顔をジッと見つめた後、扉へと向かって歩いて行きました。
リューイ様が部屋を出て行き扉が閉まったと同時に、大きくため息が一つ出てしまいます。
疲れて思うように動かない身体をなんとか寝台まで動かすと、柔らかそうな布団に身を預けました。