琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
とはいえ、ずかずかと歩く訳にも行かず、私は恐る恐る足を踏み入れます。
靴越しでも分かるふわりとした優しい感触。
ああ、やっぱり高価な絨毯だわ・・・。
汚さないように気をつけないと・・・。
「・・・そんな忍び足で来なくても」
「そう言われましても・・・」
今まで抜けそうな板の上で生活してきた身としては、別な意味でこの感触は直ぐに慣れる訳もなく。
普通に歩けるようになるまで、少し時間が掛かりそうです。
「よし、では行こうか」
見ていた書類を机に置いて、リューイ様は食堂まで案内してくれました。
靴越しでも分かるふわりとした優しい感触。
ああ、やっぱり高価な絨毯だわ・・・。
汚さないように気をつけないと・・・。
「・・・そんな忍び足で来なくても」
「そう言われましても・・・」
今まで抜けそうな板の上で生活してきた身としては、別な意味でこの感触は直ぐに慣れる訳もなく。
普通に歩けるようになるまで、少し時間が掛かりそうです。
「よし、では行こうか」
見ていた書類を机に置いて、リューイ様は食堂まで案内してくれました。