琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
騎士団長は貧乏伯爵令嬢に真実を告げる。
「おはようございます!朝です!」
7時ちょうど。
気持ちよさそうに寝るリューイ様を起こすのは忍びないのですが、時間です。
何回か声を掛けると、ぎしりと寝台から音がし、リューイ様はけだるそうな声を漏らしながら、もぞりと上半身を起こしました。
「おはよう、フィオナ。・・・どうしてそんな遠い所にいる?」
私が声を掛けたのは、私の部屋とこの部屋を繋ぐ扉の前。
リューイ様の寝姿を見るのは失礼な気がして、なんとなく見えない位置から声を張ってみたのですが。
「いけませんか?」
「そうだな。目を開けて最初にフィオナの顔が映らないのは残念だ。出来れば寝台の横に来て声を掛けて欲しい」
「寝姿を見られることになりますが、よろしいのですか?」
「別に構わない」
そう言うと、リューイ様は寝台から身体を離しました。
肌蹴たガウンからちらりと見える胸板。
つるりと綺麗な肌。
細身に見えてもガッチリとしていて、鍛えているのがわかります。
リューイ様って案外着痩せするタイプなんですね。
7時ちょうど。
気持ちよさそうに寝るリューイ様を起こすのは忍びないのですが、時間です。
何回か声を掛けると、ぎしりと寝台から音がし、リューイ様はけだるそうな声を漏らしながら、もぞりと上半身を起こしました。
「おはよう、フィオナ。・・・どうしてそんな遠い所にいる?」
私が声を掛けたのは、私の部屋とこの部屋を繋ぐ扉の前。
リューイ様の寝姿を見るのは失礼な気がして、なんとなく見えない位置から声を張ってみたのですが。
「いけませんか?」
「そうだな。目を開けて最初にフィオナの顔が映らないのは残念だ。出来れば寝台の横に来て声を掛けて欲しい」
「寝姿を見られることになりますが、よろしいのですか?」
「別に構わない」
そう言うと、リューイ様は寝台から身体を離しました。
肌蹴たガウンからちらりと見える胸板。
つるりと綺麗な肌。
細身に見えてもガッチリとしていて、鍛えているのがわかります。
リューイ様って案外着痩せするタイプなんですね。