琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「どうかしたか?何か言いかけていたが」
「い、いいえ。なんでもございません!!了解しました!何かあったらサイラス様にお話しますね!」
怪訝そうな表情を浮べこちらを見るリューイ様に、笑いながら何とか誤魔化しました。
「・・・まあ、いい。では私はこのまま公務へ取り掛かる。フィオナはそのゆっくりとしていて構わない。終わり次第部屋に迎えに行くから、それまでは好きにするといい。午後にこの城の案内をしよう。それまでは部屋から出るなよ」
「わかりました」
「では行ってくる」
そう言って、リューイ様は部屋を出て行かれました。
深く追求されなくて良かった・・・。
身体から力が抜けてしまいます。
サイラス様が近くにいてくれるのは嬉しいけれど、それを出してしまったら大変な事になる。
なんとか気持ちを押し込めて、接さなきゃ。
ああ、・・・気をつけることがいっぱいだ。
「い、いいえ。なんでもございません!!了解しました!何かあったらサイラス様にお話しますね!」
怪訝そうな表情を浮べこちらを見るリューイ様に、笑いながら何とか誤魔化しました。
「・・・まあ、いい。では私はこのまま公務へ取り掛かる。フィオナはそのゆっくりとしていて構わない。終わり次第部屋に迎えに行くから、それまでは好きにするといい。午後にこの城の案内をしよう。それまでは部屋から出るなよ」
「わかりました」
「では行ってくる」
そう言って、リューイ様は部屋を出て行かれました。
深く追求されなくて良かった・・・。
身体から力が抜けてしまいます。
サイラス様が近くにいてくれるのは嬉しいけれど、それを出してしまったら大変な事になる。
なんとか気持ちを押し込めて、接さなきゃ。
ああ、・・・気をつけることがいっぱいだ。