Mission#1 廃校
1-1に集められた少年少女
招待状
ミーンミーン・・・
煩いセミの鳴き声だ、寝起きは最悪。
「晴也ー、朝ごはんの時間よ!」
今日から八月。通っている高根高等高校では八月から夏休みに入る。
夏休みの初日くらいゆっくり休ませてほしいものだ、まだ7時前じゃないか。
なんていっても、父さんが夏休みに入っていないから仕方のないことなんだけど・・・。
「すぐいくよ。今日は竜太と遊んでくるから夜遅くなるから晩飯はいらない」
「あら、竜太君ね。会ったら竜太ママにこの前のお礼を言っておいてちょうだい」
「はいはい。またなんかもらったのかよ」
他愛もない話をするいつもの変わらない毎日。そんなはずだったのに。
それから仮眠をとって三時間後の10時には用意が終わり、
「じゃあいってくるから」
といって家を飛び出した。