Mission#1 廃校
さっきまでニコニコしていたチカが震えだし、不安に包まれた表情をしていた。
まあ、無理もない。俺も他から見たらこんな感じなのだろう。
「そうね…あそこに窓があるわよ?そこに扉も。もしかしたら出ることができるかも…」
そういい、ランは窓に。リヤは扉の方へ行った。
そしてランとリヤが開けようとすると…
シュッ…
「「「えっ」」」
俺らは一瞬、何が起きたか状況を把握することができなかった。
なぜなら、