Mission#1 廃校
開けようとした扉と窓が消えたから…
「なんできえたんだ!?」
「私にもわからないわよ!!」
「もう帰れないの!?」
様々な声が飛び交う中、ついにチカが泣き出してしまった。
「…この部屋からは出られないみたいだな。みんな、時計を見ろ。あと3分で俺らは行かなければならない。今後どうなるかわからないが、頑張ってみんなで脱出しよう。」
「そうだ。こんなところでやるもんやんなきゃあ、どうにもなんねーしな。」
みんなの意見が揃い、残り1分となった時。
協力で道は開ける
黒板に書かれた文字をみたのがその部屋での最後の記憶だ。