Mission#1 廃校
「さっきの答えじゃ…二桁だから無理だよな。てことは一つずつなのか?」
と思い、打ち込んでいく。
9...12...25
カチッ
音がして箱が空いた。
「今日の俺、めっちゃ冴えてる気がしてきたぜ」
あまりにもスイスイとけてしまう暗号に、内心少し驚いていた。
箱の中を覗くと、そのなかから幅50cm程度の大きめの剣。
これを刺せば倒れるんだろうな。
俺は剣を腰にしているベルトを緩め、さした。