Mission#1 廃校
そして八時。竜也との買い物は無事終了。
「ただいまー」
…あれ、
誰もいねえじゃねえか。母さんたち出かけるなんて言ってたか??
まあいいか。
俺の部屋は二階にあるが、二階に行くための階段を上ろうとしたとき。
「…誰だ!?」
何かの視線を感じて見るものの、何もいない。
それだけじゃなく、鳥肌だって立っている。
何なんだよ、もう…
部屋についてもその気配は消えない。
電気をつけて机を見ると、見知らぬ封筒が置いてあった。