私だけを
やめて


『女除けだよ、お前なんて好きじゃない』

桐谷君…?どこ、ここ…。

『俺はお前を好きじゃない、だけどー…』



「…っ!」

何、今の夢?

私はがばっとベットの上から起きた。

その途端激しい目眩がした。

「は…ぁ」

息は荒くなった。

でもすぐに治ったので私はいつも通り学校へ。

私は学校に向かう電車の中、夢の事を思い出していた。

“だけどー…”その続きは何だったんだろう。

目が覚めてよかった。

その続きは聞きたくない。
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