願いを星へ。

一年に一度。


たった一年に一度。


その時間でしか会えない。


もしそれが本当に起こったとしたら、俺は耐えきれるのだろうか。


こんなにも愛しい人がいて。


この想いが全部全部伝えることができなくなるなんて。


触れることも。


声を聞くことも。


この優しさに溢れた温もりを感じることも。



それができなくなる。



なんて残酷なことなんだろう。








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