三日月姫


「一回、やってみるか。」


そういって杖を持ち腕を大きく上げて下に振り下げた。


すると、青色の炎がふり下げた場所から現れた。


呪文…唱えてないのに…!


「今はまだ無理だと思うが、心の中で呪文を唱えただけで魔法が発動できるようにもなる。」


すごい!

てゆうか…熱い…


「この炎を使って魔法を使ってみろ。」

やってみよう…


イヤリングに神経を集中…

主さん、教えてください。


《リトルバースト》


きたっ!


「リトルバーストッ!」


一つに固まっていた炎がいくつのもの小さな塊に別れてあたりに飛び散っていく…


それは、戦闘場の壁にぶつかり…

ぶつかり!?


ダメダメ、壊れちゃう!


「消えて!」


シュッといくつもの青い炎の小さな塊が消えていく。

はぁ、よかったぁ…





「結界が張ってあるから消さなくても壊れないぞ。」


レイアの声が聞こえた。

あっ、そうじゃん…リベルがそんなことを言っていたはず…



「初めて魔法を使うにしては出来過ぎているくらいだ。さすが三日月姫だな。」


「あ、ありがとう!」


レイアに褒められた!うれしい…



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