短冊に綴るラブレター
日々変わりゆく地元の道を慎也くんは懐かしんで歩く。



毎年毎年…”懐かしいな”って笑いながら。



付き合っていた頃よく話した公園や、
一緒に行った小さな映画館…思い出の場所を全部巡る。





一年に一度の楽しみ。






今は付き合ってもいないし
将来的に特別な約束をしているわけでもない。

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