私は、生きてる。




ほんと、小動物みたい。




「そんな怒んなって。ほら、おいで?」




プリプリ怒ってちょこまか動くユウに笑って腕を広げる。




そんなあたしに、最初は必死に耐えていたが




「ん」




更に腕を広げてそれだけ言うと唸ったユウは駆け寄ってきた。




「なつめの馬鹿…俺がこれ弱いの知っててそういうことする…」




「ふっ、嬉しいくせに」




ぶすっとしたままあたしを見上げそんなことを言うユウに、優しく笑いかける。




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