紅い姫 Ⅱ

「でね…お母さんがね…
翼に会いたいって…言っててね…
もし、良かったら…うわ!!」



乱暴に開けられたドアに…
もたれていた私は転けてしまった…



「お母さん…お父さんって…
何なんだよ!!そんなに恋しけりゃ…
こんなとこに来なくて良かっただろ!
さっさと帰れば?」


< 84 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop